「筋トレ」のメリット・デメリット*何を目的に「筋トレ」しようとしてる?
2025/09/09
前提として、筋トレは「速筋」という
簡単に言うと瞬発パワー!系の筋肉を
鍛えるための運動です。
姿勢の維持や日常の動作に必要な「遅筋」を
鍛えるのであれば
筋トレは必須ではありません。
これについて前回の記事で触れているので
よければ読んでみてくださいね♡
さて、今日は「筋トレ」をすることの
メリットとデメリットについて考えてみます。
まずはメリットから
よく提示されるものを6つ挙げてみます。
①運動器(筋肉/関節/骨)の衰えを防ぐ
・筋肉自体が増えることで、体を支え
動かす能力にも影響を及ぼします。
・関節は筋肉によって保護されているので
筋肉の衰えを防ぐことは
関節の消耗を防ぐことに繋がります。
・筋トレすることで骨に刺激が入るので
骨を作る「骨芽細胞」の働きがUPして
骨粗鬆症を防ぐことができます。
②基礎代謝が上がる
基礎代謝とは、何もしなくとも消費する
最低限のエネルギーのこと。
これが1日の消費エネルギーの6割を占め
更にそのうち2〜3割を筋肉が消費します。
摂取したエネルギーが余ると
それが体脂肪として蓄えられるので、
消費を増やすと痩せやすくなります。
筋肉量が増え、基礎代謝が上がると
動かずとも勝手に消費してくれるのです。
③ホルモンへの影響
筋トレをすることで
テストステロンの分泌が促進されます。
これは男性ホルモンのひとつですが、
筋肉量・骨量を増やす役割とともに
やる気・意欲を高める役割もあります。
また、ストレスの原因になる
アドレナリンの消費もできます。
結果的に、メンタルの安定が得られます。
④冷え改善=免疫力UP
筋肉には熱を発生させる役割があります。
冷えは血流の低下を招き、
それは免疫力の低下に繋がるので
筋肉は免疫力にも影響するのです。
⑤認知機能を高める
トレーニングをするということは
正しい動作や呼吸を理解・記憶し、
それを考えながら実践するということ。
つまり、脳トレでもあります。
⑥姿勢への影響
参考:坂詰真二『眠れなくなるほど面白い 図解 筋肉の話』日本文芸社
では、反対に
どんなデメリットがあるでしょうか?
私が伝えたい一番のデメリットは、
やらなきゃいけないことが増えること
です。
筋トレ自体もTodoを増やしますし、
忘れてはいけないのは
筋肉をたくさん所有するということは
そのケアも必要であるということです。
これは物や家と同じ。
たとえば別荘を買うだけ買って放置したら?
長期間人の手が入らず換気もされない建物は
きっとドアは軋み、カビが生え…
ボロボロになってしまいますよね。
筋肉量はあるのにケアを怠り続けた人
若い頃スポーツ頑張ってたり
肉体を使う職種の男性に多いのですが
(男性のほうが筋肉がつきやすいので)
その肉体の手強いこと。
沢山ある筋肉が固まってしまった関節は
まるで蝶番が錆びついた扉のよう。
無理やり動かすのもよくないので、
少しずつ油を馴染ませるようにして
ようやく動き出したけれど
施術後に立ち上がったら
ご自身の重みでまた固まる
…みたいなのは、あるあるです。
手入れできないなら、余分に持たないこと
手入れできる分を持ち、大切に扱うこと
それが大切なのです。
仕事でついちゃったのは仕方ないけどね、ケアしましょう。
そして先ほどのメリットのうち
筋トレ≒「速筋」を鍛えることでしか
得られないのは②と③です。
※
「遅筋」のエネルギー消費も基礎代謝をの一部を担いますが、
「遅筋」は「速筋」とは異なりあまり筋肥大しないので、
筋肉量を増やせるという点では筋トレは有効です。
つまり、
①運動器(筋肉/関節/骨)の衰えを防ぐ
④冷え改善=免疫力UP
⑤認知機能を高める
⑥姿勢への影響
これらは、
日常生活の動作 ≒「遅筋」を使うことでも
得られるのです。
特に姿勢については、
筋トレの効果の一つに取り上げられがち
ですが…
姿勢を良くするのに筋トレはいりません
これは絶対です!
ただし、ただし治療やリハビリが必要な体の状態の人を除きます。
姿勢を良くするのに必要なのは
姿勢がいい状態であり続けることだけ。
もしそれを「しんどい」と感じるのなら
𖧹 正しい「いい姿勢」を知らない
𖧹 体の状態が整っていない
このどちらか、もしくはどちらも
が原因です。
まず向き合うべきはこのふたつで、
筋肉を増やすことじゃないのです。
ただし、治療やリハビリが必要な体の状態の人を除きます。
「年齢とともに筋肉量は衰える」
よく目にするこの言葉は事実ですが、
それは、「速筋」の話。
日常生活を送るうえでの
姿勢や体の痛みの原因を、
なんでもかんでも「筋肉の衰え」の
せいにしてしまわず
本当に必要なものを、必要な段階で
選べる人が増えるといいなと思います。
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